良い指導者がいるかどうかの判断基準
どもです。
最近は雨ばっかりですね。
なかなか体を動かす機会がない人もいるのではないでしょうか。
今回は指導者に関する記事です。
良い指導者がいる判断基準って考えたことありますでしょうか。
陸上競技人生において、重要だと考えられる指導者選び。
次のチームを考慮する上で、指導者はとても重要な要素ですね。
チームの練習の雰囲気、指導者との相性、様々な要素があると思いますが、今回は指導力という観点から、指導者の簡単な見極め方を書きたいと思います。
結論から言いますと、
指導者の技術力(短距離系)は、そのチームのリレーで判断可能です。
チームのリレーが速ければええんやろ、と。
皆さんそう思いかと思います。
しかし、実は、そうではありません。
確かに、強いチームはリレーも速いです。
リレーが速いチームは、おのずと個々人の能力も高いです。
しかし、それは悪魔でチームや個人の強さの指標でしかなく、指導力までを見抜くには少し足りません。
見るべきは、
バトンを繋ぐ4選手のフォームの統一度です。
指導者が確かな指導力を持っている場合は、チームのフォームが綺麗に統一されています。
これは、選手にフォームに関する技術的指導、と知識の提供が十分に行われているためです。
このため、そのチームの目指すべき理想的なフォームをチーム全員が体得しているのです。
よって、指導者力を評価するならば、リレーの選手たちのフォームの統一度を確認してみましょう。
指導力が高いコーチや先生がおられるチームは、強豪校ばかりではありません。
昔、
強豪校ではなかった高校の選手たちが急速に活躍をし始めた時がありました。
選手たちは、中学の時代は全く無名の選手ばかりです。
そんな選手達が県大会で続々と入賞していました。
そして、そのチームのリレーを見ました。
リレーで走る選手は、4人全員のフォームが統一させ、素晴らしいパフォーマンスを発揮していました。
一体何が起きたのかと混乱しましたね。
そして陸上関連の知人から情報を得たところ、県外から素晴らしい若手のコーチが赴任してきたようでした。
その時思いました。
これが指導力か、と。
その高校はその3年後まで勢いが止まらず、続々と活躍する選手を輩出していきました。
現在も、そのコーチが赴任した先の高校は、高いレベルの大会で旋風を巻き起こしています。
このように、素晴らしい指導力をお持ちのコーチは強豪校ばかりではありません。
ぜひ、指導者を選ぶ際には、指導者が所属するチームのリレーを見てくださいね。
ではまた。